激亀仙人の似非モバヰラー日記2

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だれかのまなざし(07分)/言の葉の庭(46分) 1000円

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梅雨がメインの舞台のアニメなのに、いつの間にか梅雨明けになってしまっていて・・・。
まだ行った事の無かったキネカ大森で、本日やっと観て来ました・・・。お客さんは、自分も含めて3人でした・・・。いつものように、スクリーンの右手前のポジションに陣取って、館内で売っていた缶のハイボール300円をチビチビと飲み乍ら鑑賞〜☆☆ なんか猛烈なデジャビュに襲われる、そうだ、これは「彼女と彼女の猫」の路線だ・・・。

1999年の初夏から初冬にかけて作成した、自主制作アニメーションです。生活してい­くことの漠然とした寂しさ、微かな痛み、ささやかな温もりなど、言葉では伝えにくい感­情を映像と音に託しました。

先行して上映される(風立ちぬに続いてかも(笑))「だれかのまなざし」がね、いわゆる飼い猫の思い出話なんですよね、提供が野村不動産のPRAUD。今までリクルート用のCMが良く流れてましたが、それの流れの長い長いバージョンね。家族のつながりを住まいと言うか、猫の視点を通じて描いたものだったりします・・・。

言の葉の庭」にはね、前作の「星を追うこども」に続いて、なんかビミョーなお話。新海作品ってさ、なんか単純なハッピーエンド嫌いじゃね〜☆★ 人と人との間には、決してそれ以上近づけない距離があるとゆーか、壁があるとゆーか・・・。両思いでも、すれ違ってしまう恋愛があるとゆーか・・・。でもそれをわかった上で、乗り越えて寄り添えるなら、そんなハッピーな事は無いと思われ・・・。
ただね、集合住宅住まいに必要なのは、植木(プランター)だと思い知った〜☆★ 異性は無理でも、植物ならおいらの寂しい毎日に、潤いを与えてくれると思った、そんな映画・・・。